レジ袋削減に伴う啓発活動
場所 イトーヨーカドー 八王子店
主旨 さて、本市では市民全体が参加してマイバッグを使用することで不要なレジ袋を削減し、生活習慣を見直すきっかけとするため、平成20年から10月をマイバック利用促進月間として市民・事業者と一体となり取組を進めております。この取組の一環として、毎年市内スーパーマーケットの店頭でマイバックツ利用を呼びかける啓発活動を実施していますが、今後この活動を継続的に実施したいと考えております。実施にあたっては、別紙1「店頭啓発活動体制」のように、市内のスーパーマーケット等の事業者を5グループに分けて、それぞれ市職員と市民の方でチームを作り啓発活動を行うことを計画しています。
参加 当店では市の職員男性4名、市民グループ女性2名男性2名と総勢8名が事にあたりました。やった事は
①マイバック利用者のカウント
買い物客総数はカウントしなかったので持参率はでない
②キャンペーン活動としてコピー(下に記載)が記載されたティッシュ配布
「お買い物にはマイバッグを! 八王子市環境部 ごみ減量対策課」
「町や川をきれいに! 不法投棄やポイ捨てはやめましょう」
③アンケート調査
簡単な聞き取り調査で、マイバックの利用意識に関するものと、利用しない方の主な理由を問う
それぞれ8人が一時間交代でそれぞれのジョブを担当。
感想
①準備段階から思っていたことで意見にもだしたのですが「マイバッグ」という言葉に違和感を覚える。固有名詞で市が提供し、またはそれに準ずるものとは思うが、私のように山用のリュック利用者には違ったものとして感覚的に受け止めてしまう。単に「自分の買い物袋」なら違和感は少し和らぐと思うのだが。
②最初にマイバッグ利用者のカウントを始めたが、その利用者の数の少なさにがっかりした。平均2~3割と聞いていたが、それ以下だったのでは思われる。30分程の間に継続して並ぶ4つのレジを受け持ったが26名でした。他者のそれはあたかも湯水を流すかのごとき使いっぷりです。悲しい気持ちはマイバッグ利用者があらわれるとその人の品格が上がり、その人そのものが輝いて見えるようになりました。心の中で握手を求めていました。一時間受け持ったなかで市が数年前支給した緑のマイバッグ利用者は1名だけでした。まさしくレアーな絶滅危惧種を見る思いでした。
③次にアンケート調査を担当しました。記憶に残った対応があります。主婦と思しき方が大量の買い物をされ、かつマイバッグを利用されていない理由を訪ねたところ、見透かしたようにしっかりした受け答えで「この店ではマイバッグは持参しない」と言明。理由は「買い物が多く、マイバッグは役に立たない。他の店では使っている」との回答でした。持参しない多くの方の回答に「忘れた」という返答には、一部良心の呵責が少し見え隠れしていたように感じました。また悲しい対応もありました。「アンケートにご協力いただけますか?」との問いかけに眉間にしわを寄せ、日々の人生の苦しみに束の間にもそんなことに対応なんか出来ない!といった雰囲気で断られる事がありました。アンケートご協力に再生品水切りネットを手渡しましたがおおむね笑顔がいただけました。
④最後にキャンペーンのティッシュ配布を行いました。数百個配布したのではと思います。数人の方が受け取り拒否。また外人の買い物客で書かれた日本語のキャンペーンが読めない人もいましたが、説明して受け取ってもらいました。
まとめ この店はマイバッグ利用者には買い物代金から2円引きというシステムですが、他の生協関連のお店ではレジ袋利用者は5円支払う仕組み、また別のチェーンではポイントがたまる仕組みであったりと様々あるとのことです。当然負担感が強い課金システムを運用している店は持参率が高く、やはりシステムに依存する割合が高い言えます。ここまで理解したとしてそこまでの自分がそのまま居ます。
後日記 携わった者として大局的な事の良し悪しをまだ租借出来ていないが少なくとも感想ぐらいは書き留めておきたい。そのフレーズは
エコな心はあなたを美しく見せる
〔マイバッグ持参率調査結果〕
実施店舗(10店舗)の平均持参率 37.6%
堀江 洋司 様 にご協力いただいた店舗の持参率 27.1%
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