「生きるをいただく」

4分の我慢!

日々

Thursday, February 07, 2008

水と緑の日野・市民ネットワーク主催シンポジウム

タイトル  日野の自然誌 百年を俯瞰してシリーズ③生きもの
      水と緑の日野・市民ネットワーク主催シンポジウム
      全国モーターボード競争施工社協議会助成事業
日  時  2008/2/2 13時30分~16時30分
場  所  多摩平の森ふれあい館
内  容 「水と緑の豊かな町・日野」を次世代に引き継いで行くために、
     昆虫や野鳥などの生き物たちとの、共生の仕方を考えていきます。

司会 内川武
    群馬昆虫の森園長/ 矢島稔
    日野市長 馬場弘融
    水と緑の日野・市民ネットワーク会長 中島 孝
                      杉浦 忠機
                      笹木 延吉
講演= 「日野市近辺の昆虫」 矢島稔氏(ぐんま昆虫の森園長)
座談会=「日野市の生き物・昨今-虫、鳥、小動物」
     資料代として200円を頂きます。申込み不要
問合せ=緑と清流課 緑政係

 矢嶋さんのお話 
  多摩動物園が出来て50年(日野町・七生村合併50周年) 
   100年前と50年前とは日野の市街地に変わりは無い
   この50年で様変わり 
  生き物が生きていける世界が人間も住める場所
  中野生まれ 1987年園長 1988年昆虫園オープン
  過去、日野に在住 NHKの子ども回答
  1964年から自然の暦をつけだした
    初聴 しょちょう
    初見 しょけん

  全国の蝶の調査 10年間 往復はがき を行なった
   モンシロチョウ 春の指標
   スジグロとの違い 定点観測 
   杉浦さんが「自然の暦」をディジタル化してくれた 
  アオマツムシ 川越から南下
    大正4年 にアオマツムシの命名 声は降り注ぐ
  カンタン 豊田にも多かった(千葉にも) 
     降り注ぐリリリで草むらのルルがかき消される
     葉をくりぬいて鳴く
  クビキリギリス
     成虫で越冬 
     全身緑はメス
     浅川に多かった 
  クツワムシ
     何度か繁殖を試みた ダメ 局地的
     豊田で一箇所
  キリギリス
     昭和44年 縄張り チョンギース
     7/20頃 鳴き合戦
     肉食 小昆虫が居なくなるとダメ
  ホタル
     多摩動物園?でヘイケボタル年中見れるようになっていたが
     荻野君が退職して再生しなくなった
     昭和天皇 皇居でホタル継続 幅30センチ以外歩かない
     お手植えの田んぼ ヘイケボタル現存 34年継続
     人間を入れなければホタルは存続
     ホタルが水から上がる(一重の桜が散り八重が咲く頃)ホタルにとって革命
  アサギマダラ(食草はガガイモ科のキジョランやカモメヅル)
   七尾公園   
  ジャコウアゲハ→ホソオチョウ
    浅川の一番橋 ウマノスズクサが無くなった
  玉虫 昨年群馬では多く見かけた
  春ゼミ 松林が生息 今はいない

昆虫研究者 森川正照 虫屋(蝶)
  新規参入(温暖化か?)蝶 
   ナガサキアゲハ ツマグロヒョウモン ムラサキツバメ クロコノマ
  外国から持ち込まれた蝶
   ホソオチョウ アカボシゴマダラ 
  減っている蝶
   ミドリシジミ オオミドリシジミ ミスジチョウ
  みられなくなった蝶
   アサマイチモンジ オナガアゲハ ミヤマカラスアゲハ ツマグロキチョウ
   ウラギンヒョウモン オオムラサキ
   
日野の自然を守る会 金子 凱彦
   アオサギが繁殖 多摩動物園で繁殖
   ハシボソからハシブトが増加 1970頃から変化(都市人口10万人増加 百草団地)
   ミナミヌマエビ 外来種 増えている   
   かわう 東京全体で1万5千 日野/千羽 1日食事500gの小魚
  
日野市緑と清流課 鶴田大三郎
    業者に委託して水生生物調査
    種類は減っていない 新しい外来種が減った在来種を補っている
    日野市の魚は19種
     ヤリタナゴは居なくなった
    種類は減っていないが個体数は減っている 
    オオシロカゲロウは日野の特筆昆虫
      8月から9月 日野用水で見れる

岩淵けい子/多摩動物公園教育普及課
   園内でのタヌキの増加
   1984年 タヌキ被害 年間30羽 ホロホロ鳥が食べられた
   問合せでアナグマ ハクビシンが増え35件の相談 
   狐は激減 キツネは小動物しか食べない又自分で穴を掘って住むので
   その場所確保が困難になってきている 
   問合せではコウモリ増えている 園内にはアカネズミ、ヤチネヅミ棲息?
   タヌキの入室禁止で退出自由案(裏は金網)表は背が届かない金属板 

   スズムシ 北海道に持ち込まれている(ブラキストン線という生物分布境界線を超えて)
   カブト虫 同じくカブトムシは北海道にはいない
   キタキツネ 逆に北海道のキツネが本土に上陸

30秒で世界を買えちゃう新聞
   会場で配布された新聞 
   ○「このままでいいですか大作戦」成功!
   ○新聞配達のお兄さん、鳥が来る干潟を取り戻す。   

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