第4期環境学習リーダー養成講座 1回目受講して
場所 八王子北野町 エコひろば
公募
■ 対象 環境市民会議に入会して活動できる方で、市内在住、在勤、在学の方
■ 講座日時 平成18年9月6日~平成19年3月7日の水曜日(全20日)
午前9時30分~午後4時(変更の場合あり)
■ 講座内容 講座内容の詳細についてはこちらから
エコひろば(環境学習室)など 北野町596-3 あったかホール2階
■ 定員 30名(抽選)
■ 費用 1,400円(普通救命講習費用として)
スケジュール
第4期環境学習リーダー養成講座内容一覧(予定)
八王子の環境政策
環境学習リーダーの役割
環境市民会議・ 環境学習リーダー・ 環境診断士活動紹介
八王子の環境(水、みどり、大気、騒音・振動)
環境教育とコミュニケーション
安全教育(普通救命講習)
八王子の気象と環境
水資源の保全と再生
浅川見学
環境教育への取り組み
大気環境の保全
里山・森林問題
循環型社会と廃棄物計画
ごみ有料化の成果と今後の取り組み
環境指標生物
清掃施設見学
緑地保全活動
高尾山見学
農家の取り組み、食と住まいの安全、地産地消
食と環境
都市景観の保全とヒートアイランド対策
環境社会学
企業の環境 への取り組み
八王子の自然観察・地質巡見
地球温暖化と資源エネルギー
省エネルギー教室
グループ研究発表
頂いた資料
①環境学習リーダー養成講座 -環境基本計画・環境市民会議-
環境政策の歩み 2001年(平成13年)環境元年
環境市民会議
八王子市環境部環境政策課
②持続可能な地域づくりとは
内藤正明 京都大学工学研究科教授
③環境学習リーダーの役割について
④in・about・forの環境学習
小河原孝生
環境(自然)の中で行なう in学習
豊かな感性と価値観をはぐくむためには,やわらかな感性をもつ幼少期に,
自然と十分なふれあいをもつことが重要だといわれています。そして,豊か
な自然の中での活動が,自然を大切にする心を養い,環境に配慮した行動を
促すとの見方から,自然の中での活動(野外活動)=環境学習と呼ばれてい
たこともありました。
もちろん自然の中での活動は大切です。しかし,今まで地球規模での環境
破壊を押し進めてきたのは,豊かな自然にはぐくまれて育った人たちです。
このことからも,残念ながらただ自然が豊かな場所で活動しただけでは,環
境学習の日的ぼ達戚されないのではないかと考えられます。
知識を伝授する about学習
これまでの自然保護運動などでは,入の行動を「気づく」→「知る」→「行
動する」に模式化して,現状を知り,正確な知識を得たら,誰もが行動する
かのようにいわれてきました。適切な行動ができないのは知識が足りないせ
い。「自然のしくみ」「環境問題の現状」「環境に負荷をかけない技術」をもっ
と知れば,自然・環境に配慮した行動がとれるようになると信じられ,進め
られてきました。これがおなじみの知識を伝授するabout教育(~について学
ぶ教育)です。Lかし,知識や技術を知れば本当に配慮ある行動をとれるの
でしょうか? ゴミをいいかげんに出している入は,ゴミの分別方法を知ら
ないだけなのでしょうか? 知識教育を否定するつもりはありませんが,ど
うやら「知ること』は「行動すること」に直結するわけではないようです。
こうした例からも,行動のためには,得られた知講を自分の問題として考
えることのできるような,心をゆさぶるもうひとつ“別のステップ”が求め
られているものと考えられます。
細切れの知識をつなげるためのfor学習
「知識が生きた知恵として働かない」,あるいは「現実に応用できない」と
いった指摘を受けて,「細切れの知識をつなぐイマジネーションを育てる」
「主体的に考える力をはぐくむ」学習が誕生しました。これが体験を主体に
置いたfor学習,すなわち,環境(=他者)のために行動できるようになる学
習です。
⑤”未来へつづく、水とみどりにあふれた健康で心やすらぐまち”をめざして
八王子市環境基本計画
⑥八王子市環境白書 2006
八王子市 環境部
⑦八王子市環境白書 2006 データ集
八王子市 環境部
⑧グループ研究 報告書
八王子市
講義メモ
2006/9/6
第四期 環境学習 平成16年度 ゴミの有料化開始
受講生26名 うち女性9名
過去93名登録済み 環境診断士 90名近く登録
33名のスタッフが今回の講義に加わる
環境学習リーダ
2001年環境元年 エコネット八王子 エコ広場をエコメッカに!
環境市民会議の中心的な人材を養成がこの講座です
グループ勉強 地域社会の交流
エコネット八王子
日野市が真似だした 懇親会を早く立ち上げてほしい 長丁場なので体に気をつけて
環境政策課担当者からのお話
面積 186.31k平方メータ
周囲 外周は95.8km、直線距離にすると八ヶ岳、赤城山、九十九里までの距離
丘陵地は8箇所
河川16ヶ所 全て多摩川への源流
樹林地面積 48%(町田市全体を含む)
平成13年12月 環境基本条例を制定
2001年
平成14年 環境市民会議
平成16年 環境基本計画
ゴミ有料化
サーチライトの規制 パチンコ屋
平成17年 環境学習 エコ広場開設
斜面緑地保全条例(思い入れがある)民法上際どい条例
みどりの市民債 10億で購入 4箇所 結果 89億円
0.495利率
雨水浸透設置条例 応募が少ない
山間部は東京都におまかせ
ゴミ処理基本計画(仮称)を策定中
迷惑喫煙防止の制定
環境基本計画は10年先を見通すが5年経過で見直し
環境基本計画とは
横のつながりを設けた 常に環境に配慮
アドプト 里親制度
環境学習リーダー養成講座
環境学習(EE enviroment education)
リーダーの役割について
Facilitatorである
ワークショップ lecture(講義)
創造 学習
ワーク 働く
ショプ お店
いろんな価値観があり、多様性が重んじられる
先生でない若者がLecture
①違和感が無い
②習慣
③ノーマル
④平等
⑤公平
⑥緊張感が無い
⑦親しみが沸く
⑧自尊心
⑨プライド
⑩
環境問題
①エネルギー消費の増加
②人口増加
③市場経済の暴走
④足るを知る教育の不足
⑤人間のおごり
⑥長寿命化による経済破綻
⑦
環境問題とは結局持続可能である必要性の問題
ESD
「国連持続可能な開発のための教育の10年」は、持続可能な開発の実現に必要な教育への取り組みと国際協力を、積極的に推進するよう各国政府に働きかける国連のキャンペーン(2005年~2014年)。「持続可能な開発のための教育」を表す英語(Education for Sustainable Development)の頭文字をとって「ESD(イー・エス・ディー)の10年」と呼んでいます。2002年に南アフリカで開催されたヨハネスブルグサミット(持続可能な開発に関する世界首脳会議)で、日本の市民と政府が共同提案し、同年12月の第57回国連総会で実施が決議されました。
感想 この数年新聞で目にした記事で結構八王子もやるな!と思わせる内容が殆どこの環境課の産物だった事を知りました。①ゴミの有料化 ②雨水浸透施設等設置補助事業 ③みどりの市民債 などは記憶にあります。時代の流れでもあるのでしょうが、個人の強い思い入れが事を動かすように感じました。丘陵地と称される個所が八王子には8箇所で、河川16箇所は全て多摩川への源流であるという説明に、改めて地理的な自分達の存在に気づかされました。時間にゆとりが出来たリタイヤ後は、市内の移動に殆ど自転車を使い、それも快適な川沿い(浅川、湯殿川、山田川)を利用し、たまには多摩川へでて、先は羽田、上流は羽村へと自転車生活を楽しんでいる日常に、新しい視点が加わりました。
実際の環境学習リーダー養成講座では、ワークショップの説明を受け、それに馴染む講義形式で話が進められました。先人がいてLecture(講義)する上意下達の限界は、高齢化し、成熟し、専門化した多様化志向社会にあっては当然のような学習形式と思われます。その準備段階として初対面同志、短時間に知り合う事が成果を出す鍵でもあるようです。自分が他人から呼ばれたい名前を考える遊びをしたり、あるテーマに沿って学習者をグループ分けしたり、個人から二人、四人、全員と和を広げたブレインストーミング遊びなど少々老人施設のような感がしなくもない教室風景ではありましたが、全員眠る事無く3時間もの長い学習時間に耐えました。ブレインストーミング遊びの中に、的を得た「環境問題」に関わる諸問題を挙げる時間がありました。細かいいろいろな事が挙げられました。自分なりに新たに感じた事があります。それは「環境問題とは結局持続可能である必要性の問題」と皆の意見を聞いて感じ取りました。最後にESDの件についての説明がありましたが、帰ってから調べた事を記しておきます。
ESD
「国連持続可能な開発のための教育の10年」は、持続可能な開発の実現に必要な教育への取り組みと国際協力を、積極的に推進するよう各国政府に働きかける国連のキャンペーン(2005年~2014年)。「持続可能な開発のための教育」を表す英語(Education for Sustainable Development)の頭文字をとって「ESD(イー・エス・ディー)の10年」と呼んでいます。2002年に南アフリカで開催されたヨハネスブルグサミット(持続可能な開発に関する世界首脳会議)で、日本の市民と政府が共同提案し、同年12月の第57回国連総会で実施が決議されました。
またワークショップについてもウィキペディアで良い解説がありましたので転載しておきます。
ワークショップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ワークショップ(Workshop)とは、本来作業場や工房を意味する語である。ワークショップとは1920年ごろにアメリカのJ.L.モレノが臨床心理学の一手法として考案したものであり、今日では「体験型の講座」を指すことが多い。
体験型の講座の意味でのワークショップは、問題解決やトレーニングの手法である。近年は企業研修や住民参加型まちづくりにおける合意形成の手法としてよく用いられている。
ワークショップはファシリテーターと呼ばれる司会進行役の人が、参加者が自発的に作業をする環境を整え、参加者全員が体験するものとして運営されることがポピュラーな方法である。
ヨガや瞑想、陶芸教室、映画制作のプロセスの体験セミナーといった体験学習、身体で体験する機会といったものにもこの呼称は使われることがある。